東京で一人暮らし、保育士でやっていける?
これから上京して保育士として働きたいと思っている人にとって、不安なことは東京という物価の高いところで、保育士として本当にやっていけるのか?という点が大きいと思います。
上京するとなれば親元を離れて一人暮らしすることになりますが、保育士のお給料は決して高くない状況です。
東京はそれでも地方と比較して高い状態ですが、それでも東京の家賃の高さ、物価の高さなどを考えると東京はやっぱり無理か・・とあきらめてしまう方も多いといいます。
しかし、今東京は借上げ社宅制度などもあるので、実は保育士の生活もそれほどきつくないといえるのです。
住まい、交通費などを出してくれる園を選ぶこと
東京都では多くの保育園が借上げ社宅制度を利用しているため、家賃に関して全額負担してくれるところが多いです。
全額負担とならなくても上限までは負担してくれるので、1万、2万程度の自己負担で済みます。
保育園によっては上京する際の引越し費用や家電、家具などの購入費用等初期費用に関して補助するというところもあるのです。
こうした補助制度などを利用している園、独自の補助制度を持っている園を選択することで上京する際にも楽になります。
交通費を負担してくれるか、また家賃の借上げ制度など利用しているか、これはチェック必須項目です。
生活費はどのくらいかかるのか
東京都に暮らす保育士、一人暮らしの方の生活費を見てみます。
食費に4万くらい、水道光熱費に12000円くらい、通信費に7000円くらい、通勤費に1万、家賃に1万(借上げ社宅制度を利用した場合)諸雑費に12000円くらい、こうして計算するとだいたい9万くらいです。
通勤費に関しては負担してくれる保育園を選択する事で安くできますし、物件を上手に選ぶことで上限を出ず自己負担なく補助を利用することもできます。
こうして考えてみれば、借上げ社宅制度を利用することで貯蓄もできそうです。
東京都に暮らす場合、家賃相場はどのくらい?
東京は家賃が高いといわれていますし、確かにほかの地域と比較すれば高いです。
渋谷区などの家賃が高いところを選択すると10万から12万くらいかかりますが、平均値を見ると8万くらいといえます。
借上げ社宅制度は区によって上限額が違い、渋谷区は10万、世田谷区や杉並区などは82000円が上限です。
区によって相場が違いますが、借上げ社宅制度も区の一人暮らし物件相場で換算してくれているので、それほど大きな負担にならないといえます。