上京に掛かる費用の相場と内訳

お札

上京するとどのくらいの費用が掛かるのか

保育士としての経験数が長くなると新卒の保育士に教育するという立場にもなります。
その時、後輩保育士からよく聞くのが、生活をやりくりするのが難しいという意見です。
もちろん最初のうちは初めての一人暮らしなのでお金を使いすぎてしまったり、意外にかかる光熱費にびっくりしたり、失敗することもあります。

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あらかじめ状況でどのくらい費用が掛かるのか、東京で暮らす場合の一人暮らしにかかる費用について理解しておくと安心です。
借上げ社宅制度や各保育園の初期費用に関するサポートなどもありますので、保育士に対する助成も理解しておくといいと思います。

物件でもこれだけかかる!

東京23区、ほとんどの区が行っている保育士に対する助成が借上げ社宅制度です。
社宅制度の補助額上限は82000円と設定されているので、82000円の物件に暮らす場合の初期費用を考えてみます。
敷金礼金は1か月から2か月くらいなので1か月として計算し、前家賃1か月分、不動産業者への仲介手数料が家賃1か月分プラス消費税、物件の火災保険料は2年契約(更新)で15000円くらい、鍵の交換費用として1万円として計算、すると低くても36万くらいかかることになるのです。

これに加えて家電製品や家具等も必要となるので初期費用に関してはだいたい50万から60万くらいはかかると見積っておくほうが安心できます。
東京都の保育園の中には、こうした費用に関して初期費用補助を行っているところも多いので、就職探しの時、借上げ社宅制度と初期費用補助があるかどうかを確認すべきです。

引越費用も以外とかかるもの

上京してくるとなると引越が必要となりますが、この引越費用についても理解が必要となります。
どのくらいの距離を移動するか、また荷物はどの程度あるのかによって費用が違いますが、距離はどうすることもできないので、荷物を少なくすることが引越し費用を低くするポイントです。

例えば大物家具や家電などは引越先で用意するように考えておくと、大きな荷物が少なくなり費用が安くなります。
荷物が少なくても5万から10万程度の費用は必要となりますので、これについても保育園で引越し費用補助があるかどうかを確認しておくと安心です。

面接の交通費も忘れないようにしたい

就職先を決めるときに必須となるのが面接となりますが、面接に来る際の交通費も結構掛かります。
大阪から上京するということでも、片道新幹線を利用して15000円弱です。
より遠方から就職となれば、さらに交通費がかかりますので、この費用に関しても考えておくべきです。

交通費に関しても東京の保育園では独自の補助制度などを実施している保育園があります。
求人を探すときに交通費などの補助があるかどうかも選択肢の一つです。

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