地方と東京の保育園の違い

東京との違い

東京と地方の保育園は違いがある?

東京でずっと保育士として働いていると、セミナーや講習などで地方の保育士と話をする機会もあります。
保育士として働く中で、地方と東京で働く保育士には違いがあるのだなと強く感じる事も多いのです。

保育内容に関しては違いは少ないのですが、党巨と独自の保育園などもあるので、地方から上京して就職する保育絵を探すと、その多様さに驚かれる方も多いと思います。
地方と東京の保育園の違いを理解して、就職先を決めていくと希望に沿った保育園が見つかるはずです。

東京都の保育園は地方と違うことも同じこともある

認可保育園の場合には、厚生労働省制定の保育所保育方針による保育年間計画に沿った保育が必要です。
養護と教育からなる5領域をとらえた保育、保育所保育指針に沿った保育の実践、これが必要となります。
そのため訪問指導を受ける事もありますし、地方の保育園同様のカリキュラムとなっているところも多いです。

ただ東京都には独自の認証保育園や小規模認可園などがあるため、これは地方と違うと感じると思います。
認証保育園もそれぞれに独自の保育を行っていますが、たとえば保育士資格を保有していない英語の先生が常勤となっているところもありますし、柔道やそのほかスポーツの先生も保育士資格を持っていない方がいるのです。
認証保育園の場合は、従業者の中の6割が保育士であればいいという規定なので、こうした独自の教育、保育を行っているという特徴もあります。

東京の保育事情を理解しておくべき

東京というと子育ての中では待機児童問題が非常に大きく、ニュースでも伝えられることが多いので、地方の保育士さんも東京といえば待機児童、保育士が足りない状況と理解していると思います。
東京の保育士有効求人倍率をみると5倍となっていますので、かなりの高倍率です。

地方に行くと少子化によって子供の数が激減しているところも多く、保育園の募集とみつけるのが大変というところもあります。
東京と地方では、保育士の雇用に関する問題が全く違うのです。

地方、特に田舎に行くと保育士の正社員募集が少なく、あってもパート、臨時などが多いと思います。
しかし東京では正社員もパートも契約社員も多いのです。
色々な保育園があり、人材の募集も多い、東京都で働く場合、自分が理想とする保育を行っている保育園を探して就職するということもできます。

必要とする絶対数にかなりの違いがある、そのため上京して働くことは保育士のキャリアアップを考える事もできますし、幅広い雇用から選ぶこともできるのです。
地方の保育園は自然も多く園庭が広い等魅力的な点がありますが、就職困難という問題を抱えていることも東京の保育園との違いだと思います。

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