東京都の保育士、お給料事情はどうなっている?
上京して東京で保育士として活躍したいという希望を持っている方にとって、東京で働く保育士のお給料は気になるところです。
もちろん引越し費用や家賃、生活費にどのくらい必要なのかという経済面に関しても気になると思います。
その経済的なことを考えるときに基本となるのが給与です。
現在東京で働く保育士としていえることは、東京はそのほかのエリアよりも保育士のお給料が高いということ、ただ園によってそのお給料も違いがあるので、一般的なお給料額や園による違いなども理解が必要となります。
これから東京で保育士になりたい、転職で上京したいという人はお給料事情も理解が必要です。
東京都で働く保育士のお給料は?
全体の平均を見ると月給23万弱というくらいですが、経験年数によって大きく違います。
未経験の場合は20万くらい、1年から3年くらいは21万くらい、4年、5年も同じくらいですが、10年以上となると23万くらいです。
年収を見ると未経験が290万弱、1年から3年が300万弱、10年以上になると300万くらいとなります。
月給には通勤費、残業費用などが含まれていないので、実際にはもう少し高くなるはずです。
お給料から天引きされる費用は、健康保険、厚生年金、雇用保険、所属税、住民税、介護保険の費用でとなります。
では手取り額はどの程度になるのかこれも気になるところです。
東京で働く保育士の手取り額はどのくらい?
健康保険や厚生年金、雇用保険などの天引きされる費用を抜くと、月給23万くらいの方で、通勤手当が1万として、手取り185000円くらいになります。
これに東京都で生活していくための生活費を考えてみると、家賃、水道光熱費、食費、通信費、通勤費、諸雑費などで9万くらいです。
この家賃にン関しては借上げ社宅制度を利用し、補助してもらうことを考慮したもので、負担額1万で計算した場合になります。
社宅借上げ制度を利用しない場合、生活費の中でも家賃分が増えるので、とても手取り18万くらいで生活できない・・という状態です。
でも東京都の場合、社宅借上げ制度を導入している保育園が多くなっているので、家賃に関しては心配扶養ということが多いといわれています。
お給料を上げるためにも上京は魅力
社宅借上げ制度にプラスして、東京の保育園では保育園によりますが、上京の際の引越し費用や家具、家電の費用などを独自の制度で負担するなど、魅力的な補助があります。
また地方と比較してもお給料が高いので、保育士として働くメリットは非常に高いといえるのです。
すでに東京都で仕事をされている方は、たとえば株式園などに転職し、経験を活かして主任を狙うなどもできると思います。
保育施設の募集が多いということも東京の魅力です。