保育士として東京で働く場合、上京の流れ
保育士として上京して働きたいという時、上京までの流れを理解し準備を進めていくといいと思います。
何も流れを考えずにいるとしておけばよかった・・・と後悔することもあるのです。
募集を見て就職先を探す、園を見学する、面接に行く、そのご内定となれば物件探しなども必要となってきます。
費用のこと、また地元で準備しておくこともあるので、上京までの流れを理解しておくことが必要です。
求人探しから内定まで
新卒で就職する場合、夏から秋にかけての募集で求人探しをすることになります。
早めに見ておかないとオープニングの保育園に行きたいなど条件がいい募集はすぐに埋まってしまうので早めに動くことが必要です。
書類選考が通ると面接になりますが、このとき園の見学をさせてもらえると思います。
園の見学と面接を合わせて一般的に2時間程度の時間です。
この時間を考えると1日で2つから3つくらいの園を回れる計算ができます。
遠方からくる場合交通費がかなりかかるので、前もって効率よく回れるようにスケジュールを組んでおくべきです。
内定は面接後、1週間から2週間くらいで連絡が来ます。
内定となったら給与の規定や休日数、残業、福利厚生などについて確認しておくことが必要です。
こうした書類をいただける事もありますが、ない場合もありますし、質問しないと特に伝えてくれないところもあります。
内定が出て入社することを決めた保育園には承諾のお返事をし、しない場合には辞退の返事が必要です。
承諾の返事をしても辞退の返事をしていないという方もいますが、次の候補者の面接調整ができないので、必ず園に辞退の連絡をします。
入社手続きから物件選び上京まで
内定承諾の返事をしたら物件探しを始めますが、借り上げ社宅制度を利用するなら確認しておくべきことがあります。
保育園ごとに物件の選び方が違い、指定物件という場合もありますし、希望を伝えて物件を選んでもらうこともあり、また保育園指定の不動産業者の物件から選ぶ必要がある、ということもあるのです。
自由に選べるという保育園もありますが、借り上げ社宅制度を利用する場合には、こうした物件選びの違いを確認してから探します。
物件が決まったら引越予約をしておくことが必要です。
実際に引越しを行う3月は繁忙期となり予約が取れないこともあるため、早めに引っ越し業者を選び引越しの予約を行います。
保育園独自の引越し補助などがある場合には領収書が必要となるので、必ずもらうようにすべきです。
引越が終わればいよいよお仕事に入りますが、保育園では事前研修を行うところもあります。
転職の場合は3月まで前職で働き4月の土日などを利用して研修を受ける事もできますのでそこは調整してもらうことも可能です。
こうした上京までの流れを理解し、いつまでに何を行っておくべきかよく考えてスケジュールを作っておくといいと思います。